毎日のおかずの素になる 簡単玉ねぎの手作りドレッシング漬け

作り方

お休みの日に常備菜を作って冷蔵庫にストックしておくと、毎日の食事の準備楽になります。常備菜を小鉢によそえば一品出来上がりですし、ひじき煮やじゃこ炒めだったら、卵焼きにもアレンジできるでしょう。

しかし、常備菜を作ることは結構時間がかかりませんか?しかも、良い材料がない場合、常備菜の作り方から調べる必要もあるのです。そんなときに役に立つのが、簡単手作りドレッシングである「玉ねぎのドレッシング漬け」です。今日は、炒め物にも展開できて便利な、玉ねぎのドレッシングを中心に紹介します。

1.常備菜はブームだけど、実は大変!?

常備菜が話題になったのは、ここ10年ほど前からです。共働き家庭が増え、毎日キッチンに立って料理をすることが苦痛だと感じる人が増えてきました。そのため、土日などの休みの日に集中して料理を作り、平日はその作った料理を温めて食べるという、常備菜を取り入れる家庭が増えてきたのです。しかし、実際に常備菜を作ってみると、思い通りにいかないというケースも増えてきました。

1-1.雑誌やテレビのようにスムーズにはいかない

常備菜は、究極の時短料理としても話題になりました。例えば、休みの日に2時間だけ集中して料理をして9品でき、1週間分の料理ができる、といった調理方法もたくさんあるのです。

しかし、実際に作ってみると、そううまくはいかないことの方が多いでしょう。「30分で5品作る!」といった情報は多いですが、それができる人はすでに何回かその料理を作った経験があり、コツをつかんでいるからです。常備菜=絶対に時短できる、とは、慣れないうちには思わない方が良いです。

1-2.土日に作りたいが、材料が高い

常備菜を作るには、数日分の材料を用意する必要があるため、必然的に多くの材料をそろえる必要があります。そのため、作る当日や前日に材料を買うことが多いと思いますが、土日の場合は材料費が高いこともあるのです。

仕事が休みの日に買い物をする人は多く、スーパーなどでは土日祝日を中心に、食料品の値段を上げる傾向があります。常備菜はコスト削減にもなるものの、購入する野菜や肉の値段がそもそも高ければ、あまり経費削減にはならないでしょう。土日にだけ常備菜を作ることは、材料費の面を考えると少し損をしているケースも多いのです。

1-3.保存に失敗、作ったことを忘れた

常備菜に関しては、次のような失敗も多く見聞きします。

  1. 保存容器の消毒を忘れ、保存した食べ物が腐ってしまった
  2. 作ってあることを忘れ、食べないまま腐らせてしまった
  3. 慌てて熱いものを入れたら、容器が割れてしまった
  4. 作り過ぎて食べきれなかった

常備菜はあればとても役立つことが多いです。しかし、そもそも作ったのに「それを忘れて腐らせた」「多すぎて食べきれなかった」となると、非常にもったいないです。また、時間を掛けずに作ることを重視しすぎて、容器の消毒を忘れたり、耐熱容器の確認を怠ったりすると、食材や容器をダメにして逆に時間が掛かってしまうでしょう。

参照https://mayukitchen.com/cook-ahead-failure/

2.常備菜より役立つ!?「玉ねぎのドレッシング漬け」を作ろう

常備菜は便利であるものの、多くの材料が必要だったり、慣れないと時間が掛かったりします。そこでおススメなのが、簡単にできる手作りドレッシングです。なかでも玉ねぎのドレッシング漬けは、作っておくだけでサラダにかけたり、肉料理の中心的調味料に活用できたりします。

2-1.作り方はいたってシンプル

玉ねぎのドレッシング漬け 材料

  • 玉ねぎ1個
  • ドレッシング調味料 油2分の1カップ お酢4分の1カップ 塩こしょう少々

作り方

  1. 玉ねぎは縦半分にカットして薄切り、水にさらして辛みを抜く
  2. ボウルにドレッシングの材料をすべて入れて混ぜ合わせる
  3. 保存容器に1と2を入れて混ぜ合わせる。冷蔵庫で1カ月保存可能、ときどきひっくり返してなじませる

玉ねぎのドレッシングは、すりおろすことが多いのですが、この作り方であれば薄くカットするだけで良いのでとても簡単です。しかも火を一切使わずに作ることができ、保存期間も1カ月と長いです。これだえあれば、市販のドレッシングは不要と言えるでしょう。

2-2.玉ねぎのドレッシング漬け、活用レシピ

できあがった玉ねぎのドレッシング漬けは、次のようにして活用しましょう。

  • カットトマトにかけて豪華なサラダに
  • 生ハム100gに対しドレッシング大さじ4、生ハムのマリネに
  • 茹でたジャガイモやブロッコリーにかけて温野菜サラダに

この他にも、ジャガイモとベーコンを炒めたジャーマンポテトにかけても美味しいです。また、ベースが玉ねぎなので、フィッシュフライや焼き魚、肉料理にも合います。また、玉ねぎのドレッシング漬けはこれだけで食べるのもOKです。玉ねぎのドレッシング漬けにかつお節と醤油を少々加えれば、立派な箸休めの一品となるでしょう。

3.他にもある!簡単手作りドレッシング

手作りドレッシングは、それさえあれば常備菜のようにいろいろな活用ができます。サラダだけでなく、多くの場合炒め物の調味料として活用できるでしょう。ここからは、玉ねぎのドレッシング漬け以外にもおススメしたい、簡単手作りドレッシングを紹介します。

3-1.肉にも魚にも!「ニラだれドレッシング」

ニラだれは、ニラの風味が利いた万能調味料です。ごま油を加えることで中華風のドレッシングとしても活用でき、茹でた野菜や肉にかけるだけで立派な一品となります。

材料

  • ニラ 一束
  • 醤油 大さじ4
  • みりん 大さじ2
  • お酢 大さじ1
  • 砂糖 大さじ2分の1
  • ごま油 大さじ1
  • 豆板醤 小さじ2分の1~1
  • 生姜チューブ 5cmほど
  • すりごま 適量

作り方

  1. ニラをみじん切りする
  2. 保存容器にすべての調味料を混ぜ合わせる
  3. 2に1を加え冷蔵庫で半日ほど休ませて完成

豆板醤と生姜が効いているので、ややピリッとしたニラだれの完成です。子供がいる家庭の場合、豆板醤を少なめにするのがおすすめです。ニラだれは鶏肉を中心に、茹で野菜やサラダにも何でも合います。豆腐にかけて豪華な冷奴としても美味しいです。

3-2.究極のシンプルドレッシング

材料

  • 油 大さじ2
  • お酢 小さじ2
  • 塩 小さじ2分の1

作り方

材料をすべて混ぜ合わせて完成

たった3つの材料で作る、究極のシンプルドレッシングです。油はオリーブオイル、サラダ油、ゴマ油など、お好みで好きなものに変えて楽しみましょう。また、お酢ではなくレモン汁を使うのもおすすめです。時間がないとき、市販のドレッシングがないときなど、ぜひ挑戦してみましょう。このレシピを覚えておけば、もう市販のドレッシングは必要ありません。

3-3.手作り和風ドレッシング

材料

  • 醤油 大さじ1と2分の1
  • ごま油 大さじ1と2分の1
  • お酢 大さじ1
  • すりごま 大さじ1
  • 砂糖 小さじ2
  • みりん 小さじ1

作り方

材料をすべて混ぜ合わせ、保存容器に入れて冷蔵庫に寝かし完成

和風ドレッシングは買うものと思う人も多いかもしれません。しかし、ここで紹介した材料はすべて家にあることが多いでしょう。分離しやすいのでよく混ぜ合わせるのがポイントです。サラダはもちろん、オニオンスライスやトマトにかけても美味しく食べられます。

3-4.ポン酢で作る!市販品のようなドレッシング

材料

  • ポン酢 大さじ3
  • すりごま 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • 醤油 小さじ2分の1
  • ごま油 大さじ1

作り方

全ての材料を保存容器などに入れて混ぜ合わせる

ポン酢がベースになっているので、失敗することがなく簡単に作ることのできるドレッシングです。ごま油が入ることで中華風ドレッシングになります。和風にしたい場合は、油をサラダ油にすることで対応できるでしょう。ポン酢は調味料の中でもあまりがちになることも多いです。使っていないポン酢があれば、ぜひドレッシングにアレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

手作りドレッシングは、思っている以上に簡単にできます。また、ドレッシングを手作りすることにより、次のようなメリットがあるでしょう。

  • 市販品を買わなくて済みコストが掛からない
  • 時短でできる
  • ドレッシングさえあればいろいろな料理にアレンジできる

とりあえず野菜を茹でた、とりあえず肉を焼いた、そんなときに手作りドレッシングがあればとても便利です。今日はサラダに、明日は肉料理にと、多くのレシピにドレッシングを使い、毎日の料理に役立てていきましょう。

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