作り方は意外に簡単!美味しいパンチェッタを手作りしよう!

作り方

パンチェッタ美味しいですよね。パンチェッタという名前は飲食店などのメニューで知っていても、パンチェッタについてよく知らない方も多いのではないでしょうか。また、ご家庭でパンチェッタを食べる機会は少ないのではないでしょうか。
 
パンチェッタをご家庭で食べたい人は、是非手作りのパンチェッタをマスターして欲しいです。難しそうなイメージがありますが、作り方を知ると案外簡単なのに驚きますよ。
 
自家製パンチェッタをパーティなどに持参したら、感動されること受けあいです。是非、パンチェッタ作り方を知って、挑戦してみましょう!
 

1.パンチェッタについて知っていますか?

shutterstock_256506976パンチェッタを食べたことがあっても、きちんとした説明ができないという人は多いと思います。また、ベーコンのようなもの、として理解している人もいるのではないでしょうか。

1-1.パンチェッタとは

パンチェッタとは、豚肉のバラ肉を長期間塩漬けにしたものです。スーパーなどで販売されているものは、カットされているものがほとんどで、薄いハム状やベーコンの短冊切り状になっているものが多いです。それに対しベーコンは、短期間塩漬けしたものを燻製にしたものになります。

1-2.パンチェッタの特徴

パンチェッタは、甘い香りとさまざまな深いスパイスの香りが特徴です。口に入れてみると、しっとりとした食感で、豊かな味わいが広がります。生食はもちろんのこと、炒めるなど調理しても美味しい食材です。
 
パンチェッタはそれだけでもメインにもなりますし、スープやピザなどの材料としても大変便利な食材です。常備していると、さまざまなことに使えますので料理の幅が広がります。

1-3.パンチェッタのうま味

さらに長い期間をかけて熟成しているパンチェッタは、日本の鰹節と同じように深い味わいがあり、豚肉のうま味成分がたっぷり。熱を加えることで大変美味しいエキスがでます。普段のスープや炒め物にパンチェッタを加えるだけで、味に奥深さがでて、さらに美味しくなりますよ。
 

2.パンチェッタの作り方

shutterstock_443087953パンチェッタのことを知ると、食材としてとても優秀だとわかりますよね。でも、購入すると、高いのも事実です。だからこそ、パンチェッタを手作りしてしまいましょう。覚えてしまえば、作り方は意外に簡単です。

2-1.パンチェッタの材料を吟味しよう

せっかくだから美味しいパンチェッタを手作りしたいですよね。作り方が簡単だからこそ、こだわりたいのは材料です。
 
①豚肉
豚肉のバラブロックを用意します。できれば臭みの少ない国産のものを選びましょう。SPF豚だと尚いいです。どうせ作るなら、1kg(ブロック2本分くらい)を用意しましょう。美味しいのであっという間になくなります。
 
②塩
できれば美味しいうま味のある塩を選びましょう。岩塩や粗塩などの自然塩がよいです。肉の5%用意します。
 
③コショウ
コショウは粗挽きの方が向いています。粉末のものだと水分を吸って腐敗の原因になるためです。
 
④ハーブ
塩コショウだけでも作れますが、ローリエや生のローズマリーがあると一番良いです。なければドライハーブでも大丈夫。お好みでニンニクなども使えます。好きなハーブを好きなだけ使いましょう。

2-2.パンチェッタをつくる上での注意点

パンチェッタは生肉を加熱せずに調理していくので菌が発生すると腐敗します。そのため、いくつかの注意点があります。
 
①使う器具は必ず消毒すること
使う調理器具は全てアルコール消毒しましょう。アルコール消毒液は薬局やドラッグストアで購入できます。あるいは、37度以上のウォッカも消毒液代わりになります。
 
②塩は適量入れること
塩が少なすぎると腐敗の原因となります。
 
③必ず加熱すること
自家製のパンチェッタは、必ず加熱させてから食べましょう。

2-3.パンチェッタを作ってみよう

家庭で簡単にできるパンチェッタ作り方を紹介します。
 
①まずは豚肉を塩漬けにします
豚バラブロック1kg(2本分位)に対し、お肉の5%分の塩をすりこみます。肉が1kgなら、50gになります。よく擦り込んだら、空気が入り込まないようにぴったりとラップし、さらにジップロックに入れて寝かします。1−2日後、キッチンペーパーで丁寧に水気を拭き取ります。豚肉が一回り小さくなり、赤みが増しているのがわかります。
 
②ハーブをすりこみます。
ハーブやコショウ、ニンニクなどを好きなだけすりこみます。
 
③再び冷蔵庫へ
脱水シートに入れて冷蔵庫へ。2-3日に1回脱水シートを交換し約2週間で完成です。
 
脱水シートの代わりに、キッチンペーパーを2−3枚重ねてその上からジップロックする方法もありますが、キッチンペーパーが水分を吸い肉にくっついてしまうのが難点です。脱水させるための「ピチット」というシートがあり、これがあると簡単に作ることができます。ピチットはビニールを2枚あわせた構造になっていて、内側のシートで余計な水分や臭みをどんどん吸収し、1枚目と2枚目の間にとりこんでしまうという優れものです。
 
2−3日に1回交換することを考えると、ピチットシートで包んでおけば作業が楽になりますね。
 

3.パンチェッタを食べてみよう

shutterstock_508423156自家製手作りパンチェッタ、できたらさっそく食べてみましょう。保存は冷蔵庫で1週間ほど、使いきれない場合は冷凍しましょう。

3-1.まずは軽くあぶって、そのまま食べてみよう

豚肉のうま味がぎゅっと凝縮されたパンチェッタそのものを、まずは味わってみましょう。軽くフライパンで炒めるか、魚焼き機などで炙って食べてみましょう。肉の脂の美味しさが堪能できる食べ方です。ご飯のおかず、お酒のつまみにも最適です。

3-2.今までの肉やベーコンの代わりにどんどん使ってみよう

パンチェッタは、どんな料理にも使えます。チャーハン、野菜炒め、カルボナーラ、ポトフなどなど、今まで肉やベーコン、ソーセージを使っていた料理にパンチェッタを使ってみましょう。
 

4.まとめ パンチェッタを家庭の常備食材に

パンチェッタが冷蔵庫にいつもあれば、おかずが何もない、というときにも安心。豪華なメニューに早変わりします。買えば高いパンチェッタも、手作りすればリーズナブルに作れます。ぜひ、パンチェッタを家庭の常備食材にして、メニューの幅を広げてみてくださいね。

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