暑いのお弁当にはおかずのいらない混ぜずし弁当をつくろう

作り方

弁当派にとっての暑さは心配の種です。

昔から酢や梅干しには防腐効果や殺菌作用があることが知られており、のお弁当づくりにはかかせないものです。

梅干しや酢を加えた酢めしは簡単につくれて食欲も増進します。具を工夫して混ぜ込めば、おかずいらずの混ぜずし弁当になります。ぜひ、参考にしてみてください。

1.夏のお弁当に潜む危険

弁当はかばんの中に入れて持ち歩く間、暑いの日だと傷みが心配です。食材が傷むだけでなく、菌の繁殖にも気になります。

特に小さなお子様のお弁当などの場合は一層気を配りたいですよね。

1-1.夏のお弁当は殺菌・抗菌対策を

のお弁当は特に、殺菌や抗菌への対策をしっかりと取りましょう。具体的な殺菌・抗菌対策を紹介していきます。

1-1-1.お弁当を詰める前に酢を塗る

皆さんもご存知だと思いますが、綺麗に洗ったつもりのお弁当箱でも、菌が残ってしまっているということはよくあることです。その菌が、通園や通学の間、の暑さに照らされてどんどんと繁殖してしまうと、口の中に入れるときには、朝よりも増えてしまうことになります。

そんな菌の繁殖を防ぐために、お弁当を詰める前に、酢を塗ることをおすすめします。具体的な塗り方はとても簡単です。清潔なキッチンペーパーなどに、酢を染み込ませてお弁当の内側を塗るだけで大丈夫です。

酢は昔から活用されてきたように、非常に高い抗菌作用を持っていると言われています。このひと手間をするだけで、の暑さへの対策として大きな効果が期待できるのです。また、酢の味であれば、ちょっとくらいお弁当の具に味や風味が移っても気になりにくいのもうれしいポイントです。

1-1-2.ご飯を炊くときに梅干しを入れて炊く

弁当のご飯を炊くときに、一緒に梅干しを入れて炊くのもおすすめです。梅干しも酢と同様に、非常に抗菌効果に優れていると言われています。一緒に炊くことで、米粒一つ一つに抗菌効果が発揮され、のお弁当にも安心して入れられるお米になります。梅干しも白米に非常に合いますから、少し味が移ったところでおいしく食べられるのもうれしいところです。

の暑い日は汗をたくさんかくため、熱中症、塩分不足も心配です。梅干しには塩分も入っていますから、のお弁当に取り入れる食材として梅干しは非常に優秀なものなのです。

1-2.酢と梅干は夏のお弁当の強い味方

弁当を完成させる前の紹介をさせていただきましたが、次はお弁当のメニューについても、の暑さ対策に効果的なレシピがありますので紹介させていただきます。

1-2-1.すし飯にすることで暑い夏の日でも傷みにくい

酢には抗菌作用があるというのは何度も申し上げていますが、お弁当箱に塗るだけでなく、ごはん自体をすし飯にするという手もあります。すし飯は日本人が大好きなお寿司やちらし寿司にも使われていますから、割と好きな人が多いのではないでしょうか。

白ご飯をすし飯に変えるだけで、ごはん自体に抗菌作用を持たせる効果が期待できるため、非常に効率的と言えます。

1-2-2.日の丸弁当は防腐・抗菌作用が

昔ながらの日の丸弁当も、同じことが言えます。ご飯に梅干しを入れて炊くのもおすすめですが、それと合わせて日の丸弁当にすれば、期待できる効果は大きくあがります。

昔から日の丸弁当は、お弁当の定番でした。今でも、新幹線の駅などで見かける駅弁の多くの商品に梅干しごはんが使われています。ご飯にのせられた梅干しは、ただ単に白ご飯に味や色どりを添えるというだけでなく、抗菌効果や防腐作用が期待されているのです。

2.夏のお弁当には混ぜずしごはんが優秀

ここまでの期待できる効果を踏まえて、のお弁当には混ぜずしごはんを取り入れることをおすすめします。

2-1.食材をたくさん入れて、華やか+栄養

混ぜずしごはんは、酢飯に様々なお好みの食材をたくさん入れて作ります。酢飯という時点で抗菌作用を期待することが出来、の暑い季節のお弁当の安全対策として非常に優秀な食べ物なのです。

混ぜずしの具材はお好みのものを入れればいいですから、バリエーションも非常に豊かです。毎日白ごはん、というのはちょっと気が引けても、毎日違う味の混ぜずし、であれば栄養面でも見た目の面でも非常に満足のいくものが出来るのではないでしょうか。

ご飯に様々なものが入っていれば、それだけでお弁当は非常に豪華に見えますし、きちんと栄養素を考えた野菜やたんぱく質などを入れると、それだけでおかずいらずとなれるほどの栄養素を持ったご飯を作ることが出来ます。毎日同じごはんでは飽きてしまう、この食材だけは子供が食べてくれないということにお困りのお母さんにも、おすすめです。

酢飯は独特の香りや風味がしますから、もし嫌いな食材があってもほかの食材やごはんと一緒に飲み込んでしまえば、嫌いな食材でも口にしやすいという効果があります。お子様がこれだけは食べてくれないという食材があるのなら、その食材を積極的に混ぜずしに入れてみるようにしてみてください。

2-2.混ぜずしの簡単レシピ

具材は基本的にお好きなものを使ってもらえば結構です。まずは基本的な混ぜずしのレシピを紹介します。

2-2-1.すし飯の作り方

ご飯を炊きます。その際に昆布を入れておくと、出汁が出てさらに美味しいすし飯になります。ちょっとだけ普段より硬めに炊くのがポイントです。

ご飯が炊けたら昆布を取り出し、すし桶などに移し、すし酢をかけながら混ぜ合わせます。早く冷めるようにうちわなどで仰ぎながらするとより効率的に、べちゃべちゃしない美味しいすし飯が出来ます。

すし飯の作り方は以上です。意外と簡単です。

2-2-2.混ぜずしにおすすめの具材

基本的にはお好きなものを入れてもらっていいのですが、やはり場ということもありますから、おすすめしたいのは梅干しです。梅干しを細かく刻み、じゃこ、大根菜などと一緒に混ぜ合わせれば、色も綺麗で栄養価も高く、非常にきれいな混ぜずしが出来上がります。是非試してみてください。

さいごに

いかがでしょうか?今回紹介したレシピがのお弁当作りには毎年頭を悩ませているお母さんたちのお役に立てればと思います。ぜひ、試してください。

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