容器無しで持ち歩きができる 塩味付きゆで卵の作り方

筋力アップ、糖質制限ダイエットをしている人が、外出時に小腹を満たせる食べ物を探すのはなかなか難しいでしょう。コンビニでは、糖質オフのパンやサラダチキンなども多く見かけるようになりました。しかし、これらの商品は、価格がちょっと高めであり、量が少ないということで、毎日買いたいと思う人は少ないでしょう。

お腹を程よく満たしてくれて、持ち歩きができる食材とは何か。それは「ゆで卵」です。しかも、もとから塩味がついた殻つきのゆで卵であれば、調味料を持ち運ぶ手間もないでしょう。今日は、塩味ゆで卵のレシピや、その栄養について詳しく紹介します。

1.知っているようで知らない、「ゆで卵」の栄養

ゆで卵を食べたことがない、という人は滅多にいないでしょう。アレルギー等の問題がなければ、多くの人が朝食などでゆで卵を食べたことがあると思います。まずは、ゆで卵はどのような栄養が含まれていて、身体にとってどのような効果がるのか見ていきましょう。

1-1.ゆで卵のカロリーは低い

まずはゆで卵1個のカロリーを見ていきましょう。

ゆで卵のカロリーは、1個60gあたり91kcal。
ゆで卵はノンカロリーの塩を振りかけて食べる分には、生たまごとカロリー変動がない。醤油やマヨネーズを掛ける茹でたまごの食べ方をするとカロリーが高くなる。

https://calorie.slism.jp/112005/

例えば、食パン1枚は60gで約150キロカロリーあるといわれています。それと比較すると、ゆで卵は半分のカロリーです。他の食材の60gと比べても、およそ90キロカロリーという数字はとてもヘルシーです。マヨネーズなどの調味料を加えない限り、ダイエットに最適な食材といえるでしょう。

1-2.卵はカロリーが低いのに栄養価が高い

ゆで卵は低カロリーなのに、栄養価が高い食材としても有名です。ゆで卵に含まれている栄養は、タンパク質、ビタミン群、ミネラル類です。特にタンパク質は卵からしっかりと摂取することができるので、子供から大人まで毎日食べることで、丈夫な筋肉を作り上げることをサポートしてくれます。

映画「ロッキー」ではシルベスター・スタローンが生卵を何個も飲むシーンがありました。現在では筋肉をつくるためにはプロテインを飲む人が多いのですが、映画の撮影当時はまだプロテインが出回っていなかった時代です。卵には、タンパク質の他にも、アミノ酸や良質な脂質が含まれているため、ボクサーやボディービルダーといった身体を鍛えている人には最適な食材なのです。

1-3.ゆで卵、一日何個まで食べて良い?

「卵は1日1個まで」ということを見聞きしたことはないでしょうか?特に、卵はコレステロールが高いので、コレステロール値を気にしている人はあまり食べない方が良い、と聞いたことがあります。

しかし、近年の研究結果によると、その定説はなくなり、1日に食べて良い個数はそれほど気にしなくても良い、と言われています。なかには毎日10個食べても、身体に悪影響を及ぼす結果は出ないという実験データもあるのです。

しかし、1日10個も食べてしまうと、必然的に他の食材を食べることがなくなってしまうでしょう。また、人によってはコレステロール値を調節する機能がうまくいかない場合もあるので、やはり食べ過ぎは禁物です。ゆで卵は、多くても1日3個程度にとどめておいて、他の食材とバランスよく食べるのが一番です。https://chuplus.jp/blog/article/detail.php?comment_id=2173&comment_sub_id=0&category_id=235

2.塩味ゆで卵を作ろう

ここからは、持ち運びに便利な「塩味ゆで卵」のレシピを紹介します。普通のゆで卵とは違い、もとから塩味がついたコンビニで売られているような味付きゆで卵なら、お弁当にも便利です。この塩味ゆで卵は、簡単に家庭で作ることも可能です。

2-1.塩味ゆで卵の基本レシピ

材料

  • 卵 必要な個数
  • 塩 大量
  • 水 適量

作り方

  1. まずは大きめの容器に水を入れ、溶けきらないほどの大量の塩を混ぜておきます
  2. 1を冷蔵庫に入れて冷やしておきます
  3. 鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、卵を静かに入れます(こうすることで殻がむきやすくなる)
  4. そのまま8~10分ほど弱火で茹でます
  5. 4のゆで卵をお湯からあげ、暑いうちに2の塩水に入れます
  6. そのまま24時間ほど冷蔵庫で放置し、完成です

簡単な作り方の流れは、塩水を作る→ゆで卵を作る→ゆで卵を塩水に1日入れておく、といった感じです。つけておく塩水は、殻の上から塩味が浸透するよう、かなり濃いめの塩水を作りましょう。イメージとしては、海水より少し濃い塩水です。塩水の底に、溶けきれない塩が残るほどの濃い状態がベストです。

ゆで卵は、あらかじめ熱湯から作った方が、食べる時に殻がむきやすくなります。ただ、熱湯の場合そっといれないとヒビが入ってしまうことも多いです。ヒビが入ったゆで卵は、塩水に24時間つけるとかなり辛くなってしまうので、2時間程度で取り出した方が良いでしょう

2-2.塩味ゆで卵のポイント

塩味ゆで卵を作るときのポイントは、主に3つあります。

  • 塩水はしっかりと冷やしておく
  • 海水より濃いめの塩水を作ること
  • 卵が熱いうちに塩水に入れること

これらを守ることで、コンビニで売っているようなちょうど良い味付けの塩味ゆで卵が完成します。コンビニの場合、味付け卵は1個50円程度で売られていることもあります。仮に1パックの卵をすべて手作りで塩味ゆで卵を作れば、1個当たりのコストは20円以下に収まると考えられるので、とてもお得です。自分で作れば、半熟のゆで卵にするか、固ゆでにするか、好みの固さに調節することもできるでしょう。

2-3.なぜ殻のうえから塩味が浸透するのか

味付き卵を食べる際、「なぜ殻を剥いていない卵なのに味が染みているのか」と考えたことはありませんか?これは、物理用語でちょっと難しくいうと、塩水を使った「浸透圧」を利用しているからです。

塩味ゆで卵を作る際には、かなり塩分濃度の濃い塩水を使います。かき混ぜても塩が溶けないほど濃い塩水は「飽和食塩水」と呼ばれ、卵内部との濃度の差による「浸透圧」によって、塩が徐々に卵へ浸透して行くのです。簡単にいうと、とても濃い塩水につけておけば、殻の上からでも塩分が浸透して美味しい味付け卵になる、というわけです。

2-4.塩味ゆで卵のメリット

塩味ゆで卵のメリットは、殻付きのまま持ち運べる点です。一般的にゆで卵を持ち運ぶには、殻を剥いた状態でラップなどをし、塩などの調味料を別に加えないとダメでしょう。しかし、殻の上から塩味を浸透させたこれらのレシピなら、殻ごと卵を持ち運ぶことができるのでとても便利です。

また、殻がついた状態の卵のほうが日持ちするので、衛生面でも安心できます。一般的に殻を剥いたゆで卵の賞味期限は、冷蔵庫で3日程度、殻付きなら5日ほどと言われています。また、殻付きで塩味がついたもののほうが、若干保存期間は長くなるのです。ただ、いずれにせよゆで卵は常温保存ができません。常温で保存するときは半日程度しかもたないので、早めに食べるようにしましょう。

3.味付けゆで卵のアレンジ

最後に、塩味以外の味付けゆで卵をいくつか紹介しましょう。殻付きのまま味をつけるのは、塩味だけになりますが、殻を剥いて漬け込み液に漬けることにより、美味しい味付け卵ができます。

3-1.めんつゆで簡単!味付きゆで卵

材料

  • 卵 6~8個
  • 麺つゆ3倍濃縮 150㏄
  • みりん 大さじ1
  • 水 50㏄

作り方

  1. 麺つゆ、みりん、水を鍋に入れてひと煮立ちさせ、冷ましておく
  2. 卵は熱湯で8分ほど茹で、やや半熟卵を作っておく
  3. 2の殻を茹で、冷えた1をシップロックに入れて、剥いた卵を入れる
  4. 3の空気を抜いて冷蔵庫で3時間ほど漬け込む

味付きゆで卵は、殻付きとは違い、漬け込む時間は3時間ほどで大丈夫です。また、漬け込む液は冷やしておかないと、卵が固くなってしまいます。お弁当やラーメンなどに大活躍する1品でしょう。

3-2.にんにく味噌のゆで卵

材料

  • 卵 3個
  • にんにく味噌だれ 醤油大さじ2 砂糖大さじ2 味噌大さじ1 みりん大さじ1 豆板醤小さじ2分の1 はちみつ少々 にんにくチューブ2センチほど

作り方

  1. にんにく味噌だれの材料はすべて混ぜ合わせておく
  2. ゆで卵を作り、冷水にさらして殻を剥く
  3. 2を1に一晩漬けこんで完成

にんにくのパンチが利いた味付け卵なので、ごはんにも良く合います。辛めが好きな人は、豆板醤の量を増やしてみると良いでしょう。ゆで卵はあまり香りがしないのが一般的ですが、このレシピはにんにく味噌の香りも香ばしく、食欲をそそる1品です。

まとめ

今日紹介した塩味の卵は、浸透圧を利用し、殻の上からでもしっかりとした塩味がつく卵です。殻がついていることで持ち運びが便利であり、保存期間も冷蔵庫で1週間ほど持ちます。お弁当などに利用するのはもちろん、ダイエット中、少し小腹が空いたときなどにも便利でしょう。ゆで卵は豊富なたんぱく質が含まれ、ミネラルやビタミン類も豊富です。スナック菓子などを食べるよりもヘルシーで健康的なので、ぜひ塩味ゆで卵を作り、健康的な生活に役立ててみましょう。

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