のしょうゆ漬けにほんのひと手間|中国茶を加えた茶葉のレシピ

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ラーメン屋に行くと必ずと言っていいほど煮がついてきます。日本人はゆでが好きな国民で、日本人好みの味はだいたい醤油ベースで作られた煮です。

それに加えて今注目を集めているのが中国由来の茶葉(チャーイェダン)です。中国では煮といえば、お茶のエキスで漬けた風味豊かな茶葉がでてきます。ここでは、中国の茶葉の作り方や味、そして日本人向けのレシピや茶葉に合う料理をご紹介したいと思います。

1.茶葉とは?

簡単に言うと、茶葉はゆでをお茶や香辛料などが入ったスープに漬けたゆでです。中国や台湾や香港に行くと普通に街中で見かけることができます。中国人はたいてい「おかゆ」にいれたり麺と一緒に食べたりするのですが、おやつ代わりに食べているのもよく見かけます。

スーパーに行くと茶葉が真空パック状態で売られていて、日本人でいうと駄菓子感覚のとてもポピュラーな食べ物です。後で説明しますが、紅茶やジャスミンティー、八角などの香りが強い香辛料で煮るので、殻を割るといい香りがふわっと漂います。中国では、日本のように半熟は食べる習慣はないので、固ゆでのゆでたまごになります。見た目が茶色のため「茶」を使うのだという説もあります。

1-1.なぜ茶葉が人気なのか?

日本では、半熟の黄身と醤油とダシの香りがしみ込んだ白身のマッチングを楽しみますが、中国では香辛料で味と香りはついていますが、基本的に濃い味付けは嫌い、本来の味を楽しもうとします。では、中国人はなぜお茶で煮込んだがそこまで人気なのでしょうか?3つの理由を挙げてみました。

1-1-1.殺菌作用

茶葉はたいてい発酵茶で作りますが、発酵茶には殺菌作用があります。日本では、それほど気にすることはありませんが中国の市場は衛生的とは言えないところもまだまだあります。中国で売られているは、市場なら洗ったり消毒していない生まれたてのを売っています。スーパーでは、洗浄してはいるものの薬が表面に吹き付けられているものが多いようです。

そのため、殺菌作用のあるお茶に漬け込む事が安全とされ人気になってきました。また、以前は鮮度が落ちやすいの保存食として食べ始めるようになったとの由来もあります。今では、グルメとして人気の茶葉として人気ですが、もともと殺菌や保存食として始まった食べ物だったのです。

1-1-2.漢方食品として

茶葉は地方によって入れる香辛料が違いますが、漢方を薬としてではなく手軽な食べ物として取り入れる事ができるのも、人気の理由のひとつです。

定番の八角は、のどの炎症を和らげたり、風の防止、冷え症に有効です。シナモンなどの消化器系の動きや、解熱に効くものなど、体調管理を助けると同時にによって栄養も吸収することができます。

実際、はビタミンCと食物繊維以外の栄養素が含まれている栄養満点の食べ物です。風邪のひき始めや食欲のないときには茶葉だけを食べるという人もいるほどです。
 

1-2.お土産としての価値

料理は見た目も味の内と言われますが、茶葉は外見の美しさからもお土産として喜ばれています。ゆでをお茶に漬け込む前に、殻にヒビをいれるため、一晩もしくは数日間置いた茶葉はヒビのラインに大理石のパターンのような模様がついています。どれくらいきれいにヒビを入れて作るかも茶葉を作るポイントになっており、その味だけではなく見た目から海外の観光客が購入していくパターンも多いそうです。

2.茶葉の作り方

では、実際に本場で作られている茶葉の作り方と、さらに一歩進んで日本人の好みに合ったレシピやなどを見ていきましょう。地域によっては入れる香辛料や工程が微妙に違いますが、代表的なものをご紹介します。

2-1.中国式

ゆでを8個作ります。場合によってはゆでを作る時点で八角などの香味料を入れて香りづけをする事もありますが、基本的に普通のゆでで構いません。

次に、ゆで漬けるスープを作ります。基本的な材料は、八角(2~3個)、シナモン(1片)、醤油(30cc)、塩(大さじ1杯)、茶葉(10g)、水です。

八角は、ご存知の通り英語はスターアニスといい、黒色の星形をした香辛料です。日本でもだんだんスーパーなどで手に入りやすくなってきました。香りは独特の漢方の匂いがするため日本人は苦手な人が多いですが、これこそが茶葉の香りの中心になります。気になる人は入れずにお茶の分量を多めにできますが、味と香りのインパクトには欠けます。

シナモンは日本でもニッキとして馴染みがある材料です。香りがより豊かになり、お茶の香りともとても合います。ですが、シナモンは好みで入れなくても構いません。醤油は中国独特の生抽や老抽というものを使います。塩味がきつく色も黒っぽく少しとろみがあります。濃い味と色を使って、に同じ色と味をしみこませていきます。

そして、一番の主役の茶葉です。基本的にどんなお茶も使う事ができますが、発酵茶の種類であるウーロン茶やプーアル茶を使います。その方が味が早く味が染み込みやすく短時間に作れますし、発酵茶の方が香りが濃く深みのある味に仕上げることができます。鍋にが浸るくらいの水を入れて、上記の材料をすべて入れて煮立たせます。

ゆではスプーンを使い優しくたたいてひびを入れていきます。軽く全体的たたくならきれいにヒビが入るはずです。ゆでをスープに入れて、一度沸騰させて弱火で3時間ほど煮ます。その後冷蔵庫で一晩寝かせて、次の日にもう一度弱火で煮立たせて完成です。

煮込み料理は基本的に冷める時に味が染み込みますから、一晩お茶のスープに漬ける事を忘れないなら初心者でもきれいな香りのいい茶葉を作ることができるでしょう。

2-2.日本人向けにアレンジ

日本人は半熟が好きですから、半熟にできるだけしたいのならのゆで方に工夫してもいいかもしれません。圧力鍋を使ったり、普通にゆでる場合は7分が半熟と固ゆでの境界線ですから、それで調整してもいいでしょう。

また、上記の本場で作られているレシピは、香りはバツグンなのですが味がもの足りないという方は醤油と砂糖やみりんを使ってベースは日本の煮で、それに茶葉と八角だけをプラスさせて漬け込む事で濃い味のものを作ってもいいでしょう。その場合香りが負けないようにお茶の分量も多めにしてください。

2-2-1.茶葉にあう料理 -うどん-

茶葉はラーメンもそうですが、風味が割と淡泊なうどんなどにもぴったりです。山菜うどんなど日本でも香味野菜や山菜を好んで食べますが、おなじように茶葉の香りとの濃厚な味わいがうどんにとても合います。

2-2-1.茶葉にあう料理 -おかゆ-

おかゆなど優しい味のものと一緒に、茶葉を一緒に食べるのもおすすめです。これも、日本でも七草がゆなど香草と一緒におかゆを食べる習慣がありますから受け入れやすいかもしれません。

さいごに

茶葉の作り方や日本食に合う食べ方作り方を見てきました。家でも簡単にできますから、普段の煮にお茶エキスを加えて付ける事でさらに風味の良いの味を楽しんでください。

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