冷蔵庫と市販のぬか床を使えば簡単!美味しく健康にぬか漬けを楽しもう

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ぬか漬けでオリジナルの漬物を作る人が増えています。キュウリや大根はもちろん、最近ではアボカドや卵のぬか漬けなど種類も豊富であり、健康や美容効果も高いと話題を呼んでいます。

そんなぬか漬け、大好きで自分で作ってみたいと思うけれど、手入れが大変そうで手を出せない …そんな人は多いのではないでしょうか? 確かに室温が30度を超えることはざらで、風通しが良いとは言えない現代の家でぬか漬けを作るのはちょっと厳しそうです。

でも、冷蔵庫を上手に利用することで美味しいぬか漬けを毎日食べることができます。市販のぬか床を使えばさらに簡単に美味しくできるのです。 ここでは、冷蔵庫を利用したぬか漬けの作り方と、手入れ方法をご紹介します。ぬか床が何か変?捨てるしかない?と思った時に役立つ復活法も書いてありますのでぜひ最後まで読んでみてください。

1.家でぬか漬け?手作りしてみたいけれど毎日の手お入れは自信がない

shutterstock_330199736ぬか漬けは漬物の中でも乳酸菌が豊富な栄養食品であり、ごはんのお供だけでなくダイエットや美容効果もある食べ物として注目されています。 そんなぬか漬けを家で作れたらさらに健康的ですし、自分の好きな野菜を漬け込むこともできてバリエーションも増えるでしょう。しかし家で作るにはちょっと…と考える人が多いのです。理由としては次のようなことが挙げられます。

1-1.置き場所や匂いが心配

昭和の時代、ぬか床というのはほぼすべての家庭にあり、台所に大きなツボが堂々と置かれている光景がありました。そのため台所に行くとぬか床特有のやや酸っぱい匂いがする家庭も多かったようです。

しかし集合住宅に住む人が多くなった現在、台所のスペースは限られ、ぬか床を置く余裕スペースはなくなってきました。こうしてぬか床を家に置く習慣が減ったこともあり、ぬか床特有の匂いに慣れている人も少なくなりました。もしキッチンにぬか床があって匂いがすると、何か腐っているのでは?と心配されることもあるようです。現代のキッチンにぬか床を堂々と置くのはためらう人が多いのです。

1-2.ぬか漬けに最適な温度は?  

ぬか床の乳酸菌にとって、最適な温度は「20度から25度」と言われています。地域にもよりますが、この気温を年中保つことは難しく、特に夏場は室内温度が30度を超えてしまうこともあります。

ぬか床のために夏場はエアコンを一日中かけておくなんてことはできません。最適な温度を考えると冷蔵庫に入れておくのもちょっと低すぎる気がします。そうなるとなかなか自分でぬか漬けをつくるのは難しく、つい市販のものに頼ってしまう人が多いようです。

1-3.仕事が忙しくて毎日の手入れができない

ぬか床には乳酸菌をはじめ多くの微生物がいます。それら微生物が野菜の発酵を促し、おいしいぬか漬けができます。

しかし美味しいぬか漬けを作るには「毎日かき混ぜる」必要があります。底の方からぬかをくみ上げ、かき混ぜたら今度は上から押して空気を抜きます。こうすることでぬか床の微生物をバランスよく分散させることができるのです。

たかが一日数回かき混ぜるだけの作業ですが、仕事が忙しい人にとってはこのひと手間だって大変です。面倒だし手は汚れるし…そう考えると手作りのぬか漬けを作るのは難しく、やはり手作りをするのにためらいを感じてしまいます。

2.冷蔵庫を利用すれば手作りぬか漬けがもっと身近なものになる

shutterstock_322760069自らぬか漬けを作るのはとてもハードルが高いように思えます。しかし「冷蔵庫」をうまく利用すれば実は手間なく簡単にぬか漬けを作ることができます。 冷蔵庫でぬか漬けを作れば、匂いが漏れることもなくや毎日かき混ぜる必要もありません。ぬか床の世話が簡単になるので、忙しい人にもぴったりです。

2-1.発酵がコントロールできる

冷蔵庫の温度平均は約5度です。これは先ほど述べたぬか漬けの適正温度の20度に比べるとかなり低いことになります。こんな低い温度で美味しいぬか漬けができるのか、答えはイエスです。

そもそも寒さの厳しい極寒地方の冬でも、時間をかければ美味しいぬか漬けはできるものです冷蔵庫も5度という低温なので、漬け上がる時間は、20~48時間と常温の約二倍が必要です。長めのつけ置きが必要ですが、温度が低温に保たれている分発酵がコントロールでき、かき混ぜる必要もないのです。

数日は冷蔵庫に入れて置いても問題はありませんが、1週間に1日ほどの割合で常温にぬか床を置くと、より発酵が促されぬかの状態が良くなります。

2-2.置き場所や匂いを気にしなくてもよい

ぬか床の欠点の一つに「匂い」があります。普段のキッチンに置いておくとあたり一面にぬか床の匂いが漂ってしまうこともあるでしょう。しかし冷蔵庫に保管することにより置き場所のスペースも確保できますし、匂いも気になりません。

またぬか床を冷蔵庫に保管するときは、野菜室でも構いません。野菜室の方が冷蔵温度は高めに設定されているので、通常の冷蔵よりもぬか床の発酵が促される効果があります。そしてぬか床を冷蔵庫に保管することで、特に夏場は冷たいぬか漬けをすぐに食べられるメリットもあります。

2-3.長期の外出も冷蔵庫に入れておけば安心

冷蔵庫を利用したぬか漬けは毎日かき混ぜる必要はありませんが、野菜をぬか床から取り出すときにはかるく混ぜてあげましょう。また野菜を漬けるにつれ水分が出ますから、キッチンペーパーを表面に敷いて水分を取り除く作業は必要です。

しかし一週間ほど旅行に行くときはどうすれば良いでしょうか?そんなときは漬けていた野菜を取り出し、ぬか床をポリ袋に移します。その後余分な空気をしっかり抜いて冷蔵庫で保存しましょう。帰ってきたら清潔な容器にぬか床を戻し、よくかき混ぜます。

3.せっかく作ったぬか床を長持ちさせたい

shutterstock_159845861冷蔵庫でぬか床を保存することにより、毎日かき混ぜる必要もなく、安定した発酵を促すことがが分かりました。しかしたくさんの微生物が存在するぬか床、ある程度のお手入れをしないとカビが生えたりしてダメにしてしまうこともあります。ここではせっかく作ったぬか床を長持ちさせる方法を考えてみました。

3-1.基本のぬか漬けの作り方と管理法

ぬか床の主な原材料は「米ぬか」です。これに水、あら塩やトウガラシ、昆布などを混ぜてできたものがぬか床になります。しかしただかき混ぜて出来るのではなく、米ぬかを沸騰したお湯でゆでたり、時間をかけて混ぜ合わせたりいった工程が必要です。

そこで初心者の方には「市販のぬか床」をおススメします。これは水を加えて混ぜ合わせるだけのものや、すでにぬか床として完成しているものもあり、そのまま野菜を加えるだけでぬか漬けができる優れものです。なるべく無添加のものを選びましょう。

まずはプラスチックの蓋がしっかり閉まる大き目の容器を用意し、ぬか床を空気を抜くようにして平らに入れていきます。次に野菜をよく洗い、水分をしっかりふき取ってからぬか床に漬け込んでいきます。清潔な蓋で密閉、2日ほど置きましょう。

低温保存なので毎日かき混ぜる必要はありませんが、野菜を出すときにはぬか床の上下を入れ替えるように混ぜましょう。ぬか床は常に表面を平らにし、周囲についたぬかをキレイにふき取ります。このひと手間でカビの繁殖を抑えることができます。

3-2.ぬか床がなにか変?捨てる前に試しておきたい復活法  

ぬか床のの異変でとても多いのが「ゆるくなる、水っぽい」といった悩みです。これは漬け込んだ野菜の水分が出ている状況なので、平らにならしたぬか床の表面にキッチンペーパーを敷いて水分を取ってあげましょう。

また漬けた野菜を食べたとき「すっぱい」ときがあります。一瞬腐っているのかと疑いたくなりますが、これはぬか床の乳酸菌が増えすぎてしまったせいです。そんなときは煮沸消毒し、薄皮をむいた「卵の殻」を加えるのがオススメです。殻に含まれるカルシウムが、酸っぱさをマイルドにしてくれます。

さらに漬け込み時間が長くなってきた、味気が薄いというときは「塩」を追加してあげましょう。一気に入れるのではなく、何回かに分けて様子をみながら足していきましょう。

いずれの場合もぬか床の量が減ってきている場合もあるので、半カップほどのぬか床を足してあげても良いでしょう。ぬか床はきちんと手入れをすれば半永久的に使うことができます。おかしいと思って捨ててしまうのではなく、できることはないか確認してひと手間加えてあげましょう。

3-3.冷蔵庫でぬか漬けを作るときに注意する事

冷蔵庫でぬか漬けを作るのは「毎日混ぜる必要はない」と述べましたが、週に1,2回ほどかき混ぜることは必要です。野菜を取り出すときについでにかき混ぜる、なるべく週に一度は常温に置いてかき混ぜるなど、ぬか床のお世話をしてあげてください。

また低温に保たれはいるものの、腐ったり、カビが生えてしまったりということもあります。密封する蓋をはじめ、容器は常に清潔なものを使うようにしてください。もちろんかき混ぜる際も手に雑菌がついているのはよくありません。よく手を洗い、野菜を取り出す際もビニール手袋を使うなどの工夫をしましょう。

4.ぬか漬けは思っていたより簡単にできる!

shutterstock_202375897昔の家庭にはごく当たり前にあった「ぬか床」ですが、この頃はぬか床がある家庭というのは非常に少なくなっています。 しかしぬか漬けを食べるとダイエット効果、美容効果、腸内環境改善効果などがあることが分かり、近頃は再びぬか漬けが注目されるようになりました。そのため市販のぬか床もたくさん売られるようになり、冷蔵庫を利用することで簡単に家庭でもぬか漬けを楽しむことができるようになりました。

一見難しそうなぬか漬けですが、このような作り方により「野菜さえあれば作れる料理」として簡単に生活の中に取り入れられます。ぜひあなたの冷蔵庫にもぬか床を用意し、野菜不足を防ぎ、さまざまな健康効果をもたらしてくれるぬか漬けを積極的に食べるようにしましょう。

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