野菜だけじゃない!「卵のピクルス」でワインを楽しもう

ゆで卵は塩でもマヨネーズでも間違いなく美味しい食材です。おつまみとしても、料理のトッピングとしても、ゆで卵があるのないのとでは満足感が全然違います。

ただ、実は卵はピクルスにしても美味しいのを知っていますか?卵のピクルスは欧米ではお酒のつまみとして定番料理です。ゆで卵を作ってピクルス液に浸すだけで簡単にできるので、ぜひ家庭でも作ってみましょう。ここでは卵ピクルスの作り方や、その便利な使い道などについて紹介します。

1.卵はピクルスにするとおいしい!

卵はいろいろな食べ方がありますが、意外にもピクルスにすると大変美味しいです。たしかに、マヨネーズとの相性も良く、理由としてはマヨネーズに含まれているお酢との相性が非常に良いことがあげられます。そのため、卵をピクルスにすると味が良くなるのは当然なのです。

1-1.そもそもピクルスとは

ピクルスは簡単にいうと漬物のことです。しかし、日本の漬物とはちがい、欧米で作られている酢漬けをいいます。

代表的なピクルスは、塩漬けにしたズッキーニやキュウリなどを、お酢と砂糖などからできているピクルス液に漬け込んだものです。独特の酸味があり、乳酸菌も発生することから体に良い食べ物として知られています。

ピクルス液には一般的にハーブやスパイスを使うことが多く、これらの材料には防腐作用があります。しかも、日本の漬物とは違い塩分をほとんど含まないので、高血圧に悩む人でも気軽に食べられるメリットがあるでしょう。

1-2.卵のピクルスはどんな国で食べられている?

卵のピクルスは、日本ではあまり知られていない食べ物です。しかし、欧米では日常的に食べられているレシピであり、アメリカでは「Pickled Eggs」と呼ばれ、バーやパブでは前菜として出されることが多いです。

また、イギリスでもビールのお供として多くのパブやバーで見られるメニューです。家庭料理でも多く作られており、イギリスでは「ピクリングスパイス」というピクルス液が売られています。これにはあらかじめ各スパイスやハーブが調合されており、固ゆでしたゆで卵を漬け込むだけで、簡単に卵ピクルスを作ることができます。

1-3.卵ピクルスの栄養効果

卵のピクルスは、普通のゆで卵を食べるよりも疲労回復効果に期待ができます

まず、卵を漬け込むピクルス液はお酢がベースとなっています。お酢はクエン酸を中心に形成されており、人が摂取することにより酸性に偏りがちな身体を中和させ、健康に役立ちます。お酢は、毎日スプーン一杯摂取するだけで、代謝のよい疲れにくい体を作ることができます。そのため、普通のゆで卵を食べるより、お酢が豊富に含まれているピクルスを食べる方が、疲労回復効果には期待ができるのです。

また、卵にはアミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸にも疲労回復効果があり、食べることで免疫力をあげたり、肌荒れなどを防ぐ効果があるでしょう。

卵ピクルスは、クエン酸とアミノ酸を効率よく摂取でき、夏バテや元気のない体をサポートしてくれるでしょう。

2.卵のピクルスを作ろう

ではさっそく、卵のピクルスの作り方を見ていきましょう。基本は固ゆでした卵をピクルス液に漬け込むことでできますが、卵の色をかえたり、ウズラの卵で挑戦したりするのも、見た目がオシャレになりおすすめです。

2-1.基本の卵ピクルスレシピ

材料

  • 卵 5個
  • 【ピクルス液】米酢150cc 白ワイン150cc 塩小さじ1.5 砂糖大さじ1 黒コショウ少々 ローリエ1枚
    作り方
  1. 卵は水から茹でて、沸騰後10分ほどで火を止めて固ゆでにする
  2. ピクルス液を小鍋に入れ、ひと煮立ちさせる
  3. 煮沸消毒したビンなどにゆで卵を入れ、粗熱を取ったピクルス液を注ぎ入れる
  4. 冷蔵庫で半日ほど寝かせて完成

市販のピクルス液をゆで卵に注ぎ入れるだけでもできますが、作った温かいピクルス液を注いだ方が味は染み込みやすいです。ピクルス液はお好みで鷹の爪を加えても良いでしょう。また、保存容器に余裕があれば、キュウリやセロリなどの野菜を一緒に漬け込むことにより、野菜のピクルスも楽しめます

2-2.ビーツでピンク色に!アレンジ卵のピクルスレシピ

材料

  • ビーツ (200g) 1個
  • 玉ねぎ 1/4個
  • ゆで卵 2個
  • 【ピクルス液】米酢150cc 白ワイン150cc 塩小さじ1.5 砂糖大さじ1 黒コショウ少々 ローリエ1枚

作り方

  1.  ビーツは下茹でをして下処理をしておくか、市販の下処理済みのものを用意する
  2. ゆで卵を固ゆでする
  3. ビーツをくし切りにし、玉ねぎは薄切り
  4. ピクルス液を小鍋に入れてひと煮立ちさせる
  5. 煮沸消毒したビンにゆで卵とビーツ、玉ねぎを交互に入れる。4の粗熱が取れたら注ぎ入れる
  6. 冷蔵庫で一晩寝かせて完成

ビーツはほうれん草の仲間であり、赤カブのようにみえる野菜です。一緒にピクルス液に漬け込むことにより、卵が鮮やかなピンク色に染まります。漬け込む時間が長いと、表面だけでなくカットしたときに卵の内部までしっかりとピンク色に染まります。まさに天然色で染まった卵は見た目も美しく、野菜の栄養も取れて一石二鳥のピクルスです。

2-3.ウズラの卵でもピクルスはおすすめ!

材料

  • ミニトマト10個ほど
  • ウズラの卵 10個
  • 【ピクルス液】米酢150cc 白ワイン150cc 塩小さじ1.5 砂糖大さじ1 黒コショウ少々 ローリエ1枚
作り方
  1. ミニトマトは皮を湯剥きする
  2. ウズラの卵を茹でておく
  3. ピクルス液を小鍋に入れてひと煮立ちさせる
  4. タッパーなどの容器に1と2を入れ、冷めたピクルス液を注ぐ
  5. 冷蔵庫で半日以上寝かせたら完成

煮沸した保存ビンに入れれば、1週間程度は日持ちします。ウズラの卵で作ったピクルスは見た目もかわいく、お弁当材料としても活躍するでしょう。

3.卵ピクルスの使い方、保存期間

卵のピクルスは、そのまま食べてももちろん美味しいですが、いろいろな料理にアレンジすることができます。また、お酢で漬け込んでいるため、普通のゆで卵で皮を剥いた状態よりかは日持ちします。

3-1.卵のピクルスはどのくらい保存できる?

ピクルスはお酢を使った保存食であり、酸の力で腐敗やカビの発生を抑制することができます。しかし、それらの効果が発揮できるのは保存容器が清潔な場合です。保存する容器が空気の入りやすいものだったり、煮沸消毒していなかったりすると、長期間の保存は難しいでしょう。

逆に、煮沸消毒を施した保存ビンなどに入れた場合、1週間は冷蔵庫で保存することができます。空気や水分などが含まれると腐敗が進む原因にもなりますから、保存容器は使用前にしっかりと乾燥させることも大切です。

3-2.卵のピクルス アレンジレシピ

卵のピクルスは、適当な大きさにカットしてさまざまな料理に使うことができます。

まず定番なのが「サンドイッチ」です。卵サンドにつかう卵は、ゆで卵にマヨネーズを加えることでもできますが、ピクルスにした卵を使ったほうが酸味があってさらにおいしいです

また「カレーのトッピング」として使うのも合っています。福神漬けもお酢が決め手の副菜ですが、卵のピクルスも程よい酸味が効いているので、カレーにトッピングすると非常にマッチします。

この他にも「サラダ」に使ったり、「ラーメンの具材」として活用するのも良いでしょう。何か一品足りないときに活用するのはもちろん、お弁当にも大活躍します。

3-3.野菜と一緒に漬け込むことにより、主菜にもなる

卵のピクルスは、それだけだと副菜や前菜として活躍しますが、ピクルス液に漬け込むときにたくさんの野菜と一緒に漬け込めば、とても豪華な一品になります。

キュウリ、セロリ、ニンジン、玉ねぎ、キャベツやトマトなど、お好みの野菜も卵と一緒にピクルス液に漬け込みましょう。これにより出来上がった際に野菜とカットした卵を並べれば、豪華なピクルスサラダとして主役料理にも早変わりします。漬け込む野菜は何でも良いですが、玉ねぎやキャベツの芯などは辛味の原因にもなるので、軽く下茹でをするといったひと手間をかけるのがおすすめです。

まとめ

卵のピクルスは、あまり馴染みのない料理かもしれません。しかし、一度作ると甘みのある酸味とマッチした卵の味が非常に美味しく、常備菜としていつも作り置きする家庭が多いようです。

また、卵のピクルスは、ただお酒のおつまみとして活躍するのではなく、疲労回復効果にも期待ができます。お酢のパワーは夏バテ気味の身体や疲れているときの栄養補給にもなるので、ただゆで卵を食べるよりおすすめです。ゆで卵を作るときはちょっとひと手間掛けてピクルス液を用意し、ぜひ卵を漬け込んで美味しい卵ピクルスを楽しんでみましょう。

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