ソースより乾燥!「バジルの塩漬け」で新鮮バジルを長期保存しよう

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初夏から秋にかけてはハーブが元気に育つ季節です。ハーブのなかでも育てやすいものとして「バジル」があります。このバジル、素人でも作りやすく、丈夫で次から次へと葉をつけるのが特徴です。元気に育ってくれるハーブなので、ガーデニングの規模によっては育ちすぎて無駄にしてしまうケースもあるでしょう。

成長しすぎた葉は固くなって香りもとんでしまいます。そうなる前に若い葉を摘み取って一年中使える「バジルの塩漬け」を作ってみてはいかがでしょうか?

1.バジルの基礎知識

ピザやパスタなど、洋食を中心に欠かすことのできないバジル。育て方も簡単ということで、初めてガーデニングをする人が挑戦する植物としても有名です。しかし、バジルは一度にたくさん収穫できることもあり、使い道がなくて無駄にしてしまうこともあるようです。

1-1.バジルのスゴイ栄養効果

簡単に育てることのできるバジルですが、その葉っぱには豊富な栄養素がギュッと詰まっています。

まずβカロテンの含有量が多く、抗酸化作用、老化防止、美肌効果に期待ができます。またビタミンEやC、ビタミンB群も豊富に含まれています。ミネラル分も豊富なため、新陳代謝を促すためのダイエット効果、動脈硬化予防にも期待できるでしょう。また、バジルは独特の香りがしますが、バジルの香り成分には活性酸素を抑え抗ガン作用もある事も分かっています。そしてカルシウムも豊富に含まれており、積極的に摂取することにより骨を丈夫にし、骨粗しょう症の予防にもなるでしょう。バジルはまさに、老若男女問わず多くの人に食べてほしい栄養価の高いハーブなのです。

1-2.生のバジルは保存方法が難しい

一般的に、バジルは春に種まきをして、夏から秋にかけて収穫をします。20度くらいの気温があればぐんぐん育つため、春から秋にかけていつでもガーデニングを楽しむことができるでしょう。

ただ、バジルは一気に葉が増えるため、その時期はなかなか葉を使いきれないこともあります。また、売っているバジルも数日で傷みやすくしなびてしまいます。生のバジルは変色しやすく、鮮度を保つのが難しいため、一気に使わないと無駄にしてしまうことが多いのです。

1-3.生バジルを大量消費する方法もあるが…

一気にバジルの葉が増える時期には、どんどん収穫をしないと葉が固くなって風味も落ちてしまいます。その時期はビニール袋一杯のバジルが収穫できることもありますが、バジルは1枚だけでも風味がしっかりとあるため、一度のうちで大量に食べることは難しいでしょう。

バジルを大量消費させる方法として「ジェノベーゼソース」があります。ただ、ジェノベーゼソースは松の実を用意したり、ミキサーにかけたりと意外と手間が掛かります。保存容器を煮沸消毒しておかないと、冷蔵庫でも1週間程度しか持ちません。もう少し簡単に生バジルを保存する方法はないのか、それに答えられるのが「バジルの塩漬け」です。

2.超簡単!バジルの塩漬け

バジルの塩漬け」は、バジルを長く保存できて、さらに漬け込んだ塩もいろいろな料理に使うことができます。ジェノベーゼソースよりも簡単で、乾燥して保存するよりも使い道が多いことでもメリットがあります。ぜひバジルの塩漬けを作ってみましょう。

2-1.バジルの塩漬けレシピ

材料 

  • バジルの葉 好きなだけ
  • 天然塩 1キロほど
  • 保存ビン

作り方

  1. バジルの葉を洗い、水気を拭いて乾燥させます
  2. ビンにバジル、塩、バジルの順番に敷き詰めていきます
  3. ビンの蓋をしっかり閉めて完成 2~3日ほどで漬かります

とにかく「清潔」に気をつけて作っていきましょう。ビンは煮沸消毒してあればなお良いですが、塩で保存するため煮沸消毒ができないものでも大丈夫です。カビが発生しないよう、葉や塩を取り出すときは手ではなく清潔な箸やスプーンを使うのもポイントです。葉を出したあとは、必ず表面の塩をならすようにしてください。できた塩漬けのバジルはかなり塩味が強いです。そのため、調理するときはそのまま使うと調味料代わりにもなります。塩辛さが気になるときは葉を一度水洗いをして使っても良いでしょう。

2-2.塩漬けバジルは1年間保存が可能

バジルの塩漬けは、簡単にできるうえ、保存期間がおよそ1年間あります。つまり、翌年のバジルシーズンまで長期保存が可能なのです。

塩漬けされたバジルは、実に多くの料理に使うことができます。たとえば、冷やしトマトのうえに刻んだ塩漬けバジルをのせると、程よい塩味とバジルの風味が重なって大変美味しいでしょう。もちろんパスタやピザ、ピラフやクラッカーの上にのせても良いです。基本的に生のバジルと同じ使い方ができるので、塩漬けバジルを作っておけば料理の際は何かと便利です。

2-3.残った塩も万能調味料として使える

バジルの塩漬けは、バジルの葉だけを使うものだけではありません。漬け込んでおいた塩も基本的な調味料として使うことができます。

しかも、塩にはバジルの風味や香りがついてアクセントになります。調理塩としてどの料理にも使うことができますが、合うのはやはり洋風料理でしょう。チーズやトマトとの相性が良いため、パスタソースやピザに振りかけるだけでも料理の質があがります。また、塩とバジルを両方使うのもおすすめです。塩漬けされたバジルをそのまま取り出し、刻んでスープなどに加えると、良い香りと共に緑色のアクセントになるでしょう。

3.塩漬け以外にもある、バジルの保存方法

バジルの塩漬けは1年間もの長期保存が可能であり、手軽に作ることができるため、最もおススメしたい保存方法です。ただ、どうしても生で保存したかったり、塩味のない保存方法を希望している人もいるかもしれません。ここからは、塩漬け以外のバジルの保存方法を見ていきましょう。

3-1.生で保存したい場合

バジルを生で保存したい場合は「冷蔵庫保存」か「花瓶にさしておく方法」があります。いずれにせよ3日程度が限界ですが、生バジルを数日以内に使う予定があるといった場合にはおすすめです。

冷蔵庫での保存方法は、ペーパータオルで包んで冷蔵庫の野菜室に入れます。バジルは寒さに弱いため、生のままダイレクトに冷蔵庫に入れるとすぐに縮んでしまうでしょう。ペーパータオルや新聞紙に包み、早めに使い切りましょう。花瓶にさしておく方法は、コップでも構いません。枝付きのバジルを用意し、水をはったコップにさして常温におきます。このとき葉が水に浸からないよう注意しましょう。

3-2.バジルは冷凍保存もできる

生の状態で保存をしたい場合は、冷凍保存も可能です。やり方は簡単、洗って乾かしたバジルをフリーザーバックに入れて平らにならし、冷凍するだけです。水分が付いた状態だとすぐに傷んでしまうので、洗わずに葉っぱを拭いてからフリーザーバックに入れるだけでも良いでしょう。

使う時は冷凍のまま利用できます。フリーザーバックのうえから握りつぶせば、一気にバジルが粉々になって使いやすいメリットもあります。凍ったバジルはそのまま料理に投入して構いません。数か月保存が可能ですが、あまり長期保存をすると霜がついて風味が損なわれるため、なるべく3カ月以内には使うようにしましょう。

3-3.乾燥バジルも長期保存が可能

また、バジルを乾燥させることで長期保存が可能になります。

天日干しの場合、日当たりの良い場所でよく洗ったバジルを重ならないように並べましょう。そのまま2~3日干せば完成です。また、電子レンジで乾燥させることもできます。電子レンジは重ならないように葉を並べ、1分ずつレンジで加熱し様子を見ます。葉がパリパリに乾燥するまで加熱を繰り返しましょう。いずれにせよ握ったときに、葉がパラパラとくだけるまで乾燥させるのがポイントです。

乾燥バジルは茎の部分が固くなるため、葉っぱだけを厳選します。また、葉の中心の葉脈部分も固くなってしまうことがあり、乾燥した後はフードプロセッサーにかけて粉末状にしたほうが使いやすいでしょう。

まとめ 

バジルの保存方法はいろいろありますが、なかでも「塩漬け」の保存方法は簡単であり、使い道も多いためおすすめです。

バジルの塩漬けは塩にもバジルの香りがうつり、野菜にかけたりサラダやドレッシングに使ったりしても良いでしょう。もちろんバジルと塩を両方使い、何かの料理にそのまま味付けとして使っても絶品です。

下茹でにバジルの塩漬けを使うだけでも料理の腕前がワンランク上がります。翌年のバジルシーズンまで長期保存が可能なバジルの塩漬け、家にたくさんバジルがあるならぜひお試しください。

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